2024.06.18
環境岸本教授と修士課程修了生が日本オゾン協会の論文賞を受賞
6月13,14日に龍谷大学深草キャンパス成就館で開催された第33回日本オゾン協会年次研究講演会において第31回表彰式が挙行され、先端理工学部環境生態工学課程の岸本直之教授と大学院修士課程修了生の三木斗輝也氏がOzone Science & Engineering誌45巻6号に発表された「Sequential Process of Electro-Oxidation Followed by UV Photolysis (EO/UV) as a Simple Advanced Oxidation Process」と題する論文が論文賞を受賞しました。
本研究は高度排水処理技術に関する研究で、ホウ素添加ダイヤモンド電極を用いた電解酸化とUV照射を併用した新たな促進酸化処理法を提案し、エネルギー効率や適用可能な運転条件範囲の広さからその有効性を論じたものです。今後の実用に向けた展開が期待されます。
促進酸化処理法:いくつかの方法で強力な酸化剤(ラジカル)を発生させ、有機物質を分解する方法