自動車もロケットも食品も衣料も。どの製品も、機械で生まれる
小川 圭二教授
Keiji Ogawa
専門領域・
研究テーマについて
専門分野について教えてください。
私たちの身の回りには、自動車やロボットをはじめ、航空機やロケットに至るまで、いろんな機械があります。これらの機械には、機械工学の知識と知恵が集約されています。また食品、衣料、化学、バイオ、医療など、さまざまな分野で製品を作る際にも必ず機械が必要になります。機械工学の中でも、生産工学・加工学は、消費者が望むより良い製品を、いかに早く安く作るかを実現するための学問です。人類のより良い暮らしのために、学び続け、向上し続ける必要がある分野だと思っています。
この分野の面白さは、どんなところですか?
生産工学・加工学は、ものづくりを支える縁の下の力持ち的な存在です。できあがった製品からは想像もつかない作り方をしているものがたくさんあります。専門知識を応用して、実際に素材から製作して完成したときの喜びや達成感は、何物にも代えがたいですよ。手に取った人が思わず微笑むような製品や部品をいかにつくるか、そう考えるだけでもわくわくでできます。
受験生に向けて
受験勉強のコツを教えてください。
基礎(教科書)を徹底的にやり尽くすことだと思います。