藤原 和将准教授

単純な数式でも,複数の性質が絡み合った結果生じる解の構造は非常に興味深い

Kazumasa Fujiwara

担当プログラム

数理解析現象の数理

専門分野

偏微分方程式

専門領域・
研究テーマについて

Q

専門分野について教えてください。

物理学の基本方程式である消散型波動方程式やシュレディンガー方程式の非線型問題に対する解の性質について研究しています.特に極端な自己相互作用を与えた場合の解の爆発現象について解析しています.現在の研究では,これまでの解析では検討されてこなかった初期状態の振動が与える解の時間大域挙動への影響について主に研究しています.

Q

専門分野の面白さは、どんなところですか?

高校数学では,方程式の解は具体的に求まるものです.しかし,実際に物理現象を数式で記述しようとすると,方程式を導出できたとしても,その解を具体的に計算できる関数で書き下す事は殆どできません.コンピューターを使ったとしても,解を誤差無く捉えることはできません.私の研究分野では,こういった方程式の解の情報をなんとかして見出す方法が研究・開発されています.特に一見単純な数式でも,複数の性質が絡み合った結果生じる解の構造は非常に興味深く,これを研究の対象としています.

藤原 和将准教授

  • 藤原 和将先生の

    「好きな作品」

    「ニンジャスレイヤー」(特に第3部まで)が好きです.「ニンジャスレイヤー」はサイバーパンクニンジャ小説を自称するSF小説で,日本文化と情報技術に対する曲解で構成された独特の世界観と言い回しに加え,無慈悲な世界で自分の在り方を模索する主人公の葛藤が本作の魅力です.

  • 藤原 和将先生の

    「趣味・特技」

    特に目立った特技や趣味はありませんが,昔からビデオゲームは好きです.

  • 藤原 和将先生の

    「出身地」

    出身地は東京都あきる野市です.東京都ではありますが,秋川渓谷などがあり比較的自然の多い地域です.また,隣接する福生市には米軍の横田基地があり,米軍機がよく飛行しています.

  • 藤原 和将先生の

    「大切なもの」

    腹の底から納得する事と,非を認める事を心掛ける姿勢です.

  • 藤原 和将先生の

    「休日の過ごし方」

    なんだかんだで仕事の時間が多いですが,家族との時間も取れれば取るようにしています.

  • 藤原 和将先生の

    朝型?夜型?

    特に決まっていませんが,夜型のほうが多いと思います.メリットとしては,自分一人の時間が取りやすい事です.

  • 藤原 和将先生の

    研究者になっていなければ何をしていたと思いますか

    高校入学の時点では法学部への進学を考えていました.なので,法曹か公務員になっていた可能性があります.

  • 藤原 和将先生の

    「今後の目標」を教えてください

    まず,自分の研究目標をできる限り完遂する事が目標です.加えて,数学を勉強して良かったと学生が思える様な関わり方ができればなと考えています

  • 藤原 和将先生の

    Q:数式を含む文章をどうやってパソコンで作成していますか.

    A: 最近はone noteを用いて手書きの場合がありますが,残したい文章の場合はTeXというソフトを用いて作成します.TeXの環境ですが,個人的な文章の場合はunicodeをできるだけ使用してコマンドが減らすようにしていますので,XeLaTeXをVimで編集しています.

  • 藤原 和将先生の

    Q:どうして数学者になろうと思ったのですか?

    A:最初から数学者になる気はありませんでした.そもそも数学の専攻ですらなかったのですが,専攻していた物理が自分に合っていないと考えた結果,くじ引きで数学を専攻するに至りました.その後,高校教員の道も考えたのですが,指導教員から研究者の方が面白いと助言をいただき,一度の人生なので挑戦してもいいかなと考えて数学者の道に足を踏み入れました.

藤原 和将准教授

先生の

  • 「好きな作品」

    「ニンジャスレイヤー」(特に第3部まで)が好きです.「ニンジャスレイヤー」はサイバーパンクニンジャ小説を自称するSF小説で,日本文化と情報技術に対する曲解で構成された独特の世界観と言い回しに加え,無慈悲な世界で自分の在り方を模索する主人公の葛藤が本作の魅力です.

  • 「趣味・特技」

    特に目立った特技や趣味はありませんが,昔からビデオゲームは好きです.

  • 「出身地」

    出身地は東京都あきる野市です.東京都ではありますが,秋川渓谷などがあり比較的自然の多い地域です.また,隣接する福生市には米軍の横田基地があり,米軍機がよく飛行しています.

  • 「大切なもの」

    腹の底から納得する事と,非を認める事を心掛ける姿勢です.

  • 「休日の過ごし方」

    なんだかんだで仕事の時間が多いですが,家族との時間も取れれば取るようにしています.

  • 朝型?夜型?

    特に決まっていませんが,夜型のほうが多いと思います.メリットとしては,自分一人の時間が取りやすい事です.

  • 研究者になっていなければ何をしていたと思いますか

    高校入学の時点では法学部への進学を考えていました.なので,法曹か公務員になっていた可能性があります.

  • 「今後の目標」を教えてください

    まず,自分の研究目標をできる限り完遂する事が目標です.加えて,数学を勉強して良かったと学生が思える様な関わり方ができればなと考えています

  • Q:数式を含む文章をどうやってパソコンで作成していますか.

    A: 最近はone noteを用いて手書きの場合がありますが,残したい文章の場合はTeXというソフトを用いて作成します.TeXの環境ですが,個人的な文章の場合はunicodeをできるだけ使用してコマンドが減らすようにしていますので,XeLaTeXをVimで編集しています.

  • Q:どうして数学者になろうと思ったのですか?

    A:最初から数学者になる気はありませんでした.そもそも数学の専攻ですらなかったのですが,専攻していた物理が自分に合っていないと考えた結果,くじ引きで数学を専攻するに至りました.その後,高校教員の道も考えたのですが,指導教員から研究者の方が面白いと助言をいただき,一度の人生なので挑戦してもいいかなと考えて数学者の道に足を踏み入れました.

受験生に向けて

Q

受験勉強のコツがあればお教えください。

大学受験を経験していないので助言できません.

Q

もし先生が先端理工学部の学生なら、どんなプログラムを組み合わせますか?

数理解析,データサイエンス,人口知能を組み合わせると思います.数理解析以外は専門外ですが,興味がある分野なので自分が学生だとしたらこの組み合わせにすると思います.数理解析は一見関係ないと思われるかもしれませんが,情報科学の基礎は数学にあるので,数理解析は外せません.

藤原 和将准教授

受験生への
メッセージ

今持っている将来像は漠然としているかも知れません.大学に入ったからといって,自動で進路が決定する訳でも知恵が付く訳でもありません.然し我々は,学問を修める為の,或いは学問を通して何かを掴む為の環境を,可能な限り整えて皆様をお待ちしております.

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