丸山 敦教授

「ワガママ」な生物同士が安定して共生する不思議

Atsushi Maruyama

専門分野

生態学、魚類学、同位体科学

専門領域・
研究テーマについて

Q

専門分野について教えてください。

医学・薬学において生物の遺伝的資源が重要視される中、それを支える多様性創出・維持メカニズムを知ることが生物多様性サイエンス分野の使命です。人間活動による生物多様性への影響や、生物多様性がもたらす人間の生活への恩恵についても研究されます。

なぜさまざまな生物が一緒に暮らせるのか、なぜ一方が他方を絶滅させないのかという、素朴な疑問が出発点です。理論的な説明がいろいろと試みられてきましたが、真実を確かめる実証研究が追いついていないのが現状です。実証研究の現場は、アフリカの古代湖から大学の裏山、果てはコンピュータの中の仮想生態系まで、本当にさまざまです。

Q

この分野の面白さは、どんなところですか?

それぞれの生物個体は、基本的に自分自身の利益のために生活・行動する「ワガママ」な存在です。それぞれの生物種もまた、生態系の中で何かの役割を果たすために存在するわけではありません。にもかかわらず、自然生態系は多くの場合、たくさんの種類が比較的安定して一緒に暮らしています。これはとても不思議なことだと思いませんか? しかも、人の暮らしは、そのような自然に育まれた希少な生物、珍しい生物にも依存してきました。現在でも、特定の生物が持つ未知の成分が、難病の特効薬として脚光を浴びます。多様な生態系の安定の仕組みを知ることは、より多くの人類が幸福を享受し続けるために役立つのです。

丸山 敦教授

  • 丸山 敦先生の

    好きな作品

    「劇的なる日本人」:外国文化に触れるにつれ、読み返したくなる深い考察が好きです。/「山月記」:高校生の頃は内容が好きでしたが、今は文章表現にほれぼれします。/「ぼのぼの」:本当に一番好きなのはこういう世界です。

  • 丸山 敦先生の

    趣味・特技

    スキー:大学生〜大学院生のときは長野県のスキー場でインストラクターのバイトをしていました。今でも楽しんでいます。/短距離走:中学・高校では、全国大会にギリギリ出られる程度の俊足でした。今では老犬にも追いつけません。

  • 丸山 敦先生の

    出身地

    岐阜県多治見市:異常に暑い夏で有名です。陶磁器の産地としても有名で、友だちのお父さんが陶芸家、ということも珍しくありませんでした。

  • 丸山 敦先生の

    大切なもの

    平和です。

  • 丸山 敦先生の

    休日

    スポーツ少年団の野球部の子供たちと、ボールを追いかけています。小学生同士の人間関係や、彼らの学習過程を観察していると、研究や教育に生かせる発見が山ほどあります。そして、とっても楽しいです。

  • 丸山 敦先生の

    生活

    ずっと夜型でしたが、近年は朝型になりました。どちらが良いという実感はないですが、朝型だと言うと周囲の評価が上がるのが面白いです。しっかりした人という印象を与えるのでしょうか?

  • 丸山 敦先生の

    研究者以外の道

    見たことのない景色や考え方に触れるのが楽しくて、学生時代は世界中を旅していました。研究という行為も旅と同じ興奮を与えてくれます。最近始めた江戸時代の毛髪分析の研究は、タイムトラベルのつもりで楽しんでいます。

  • 丸山 敦先生の

    今後の目標

    夢は世界平和です。紛争の背景には環境問題が絡んでいるものなので、研究を通じて夢の実現に貢献したいです。

丸山 敦教授

先生の

  • 好きな作品

    「劇的なる日本人」:外国文化に触れるにつれ、読み返したくなる深い考察が好きです。/「山月記」:高校生の頃は内容が好きでしたが、今は文章表現にほれぼれします。/「ぼのぼの」:本当に一番好きなのはこういう世界です。

  • 趣味・特技

    スキー:大学生〜大学院生のときは長野県のスキー場でインストラクターのバイトをしていました。今でも楽しんでいます。/短距離走:中学・高校では、全国大会にギリギリ出られる程度の俊足でした。今では老犬にも追いつけません。

  • 出身地

    岐阜県多治見市:異常に暑い夏で有名です。陶磁器の産地としても有名で、友だちのお父さんが陶芸家、ということも珍しくありませんでした。

  • 大切なもの

    平和です。

  • 休日

    スポーツ少年団の野球部の子供たちと、ボールを追いかけています。小学生同士の人間関係や、彼らの学習過程を観察していると、研究や教育に生かせる発見が山ほどあります。そして、とっても楽しいです。

  • 生活

    ずっと夜型でしたが、近年は朝型になりました。どちらが良いという実感はないですが、朝型だと言うと周囲の評価が上がるのが面白いです。しっかりした人という印象を与えるのでしょうか?

  • 研究者以外の道

    見たことのない景色や考え方に触れるのが楽しくて、学生時代は世界中を旅していました。研究という行為も旅と同じ興奮を与えてくれます。最近始めた江戸時代の毛髪分析の研究は、タイムトラベルのつもりで楽しんでいます。

  • 今後の目標

    夢は世界平和です。紛争の背景には環境問題が絡んでいるものなので、研究を通じて夢の実現に貢献したいです。

受験生に向けて

Q

受験勉強のコツを教えてください。

全国模試でだいたい100位以内だった私からのアドバイスは2つです。
(1)問題の向こうに、問題を作った作成者がいることを想像してみましょう(大学の先生が作っています)。出題者が何を企んでいるのか、何を試そうとしているのかが想像できるようになれば、どんな教科の点数も上がります。ついでに、少しだけ試験が楽しくなりますよ。
(2)文章で答えるときは、書く内容を最後まで考え終わってから書きましょう。当たり前のようですが、十分できていない人が多いようです。「慌てて書き始めちゃったのかな」という答案が少なくありません。

Q

もし先生が先端理工学部の学生なら、どんなプログラムを組み合わせますか?

「生物多様性サイエンス」と相性がいいのは、「先端環境モニタリング」や「SDGs(持続可能な開発目標)」「データサイエンス」でしょう。専門分野を深く学べるのでおすすめです。
ただ私なら、「バイオニックデザイン」「リアル&バーチャルメディア」などと組み合わせる冒険をするでしょう。ちょっと風変わりな組み合わせにすると、それが自分の個性(武器)になるかもしれません。もちろん、自分が楽しめそうなものでないといけませんよ。

丸山 敦教授

受験生への
メッセージ

受験というシステムの中では、人と比べられることは避けられません。人と競うことを楽しめない人には、苦痛が続くかもしれません。しかし、ものを学ぶということ自体はとっても楽しいことです。幼少期、初めて何かができたら、人と比べることなく喜べたはずです。受験勉強のときにそれを思い出せたら、あるいはせめて、大学入学後にでもそれを思い出せたら、豊かな人生を送れるのではないでしょうか。

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