酒田 信親准教授
Nobuchika Sakata
専門領域・
研究テーマについて
専門分野について教えてください。
バーチャルリアリティ(VR)や拡張現実感(AR)を応用し、人間を中心に据えたインタフェースの研究を行っています。具体的にはマン・イン・ザ・ループのシステム系でシステム全体のパフォーマンスや人間の認知能力をVRやARがどれぐらい向上させられるか、もしくは人間によるシステムパフォーマンス低下を出来るだけ少なくする研究を行っています。特に、ARとVRを利用したNUI(Natural User Interface)に焦点をあて研究を行っており、人間にとってより自然な動作で操作可能な方法や、直接的に対象を指示することで直感的に操作可能なインタラクションデザインを研究対象としています。
専門分野の面白さは、どんなところですか?
「被験者実験」です。視覚・触覚だけでなく、新しい感覚チャネルを与えた場合の人間の反応はすごく面白いです。例えば初めて高精細HMDを装着した時、ホモサピエンスは大体「おっーーー!!!」「うわーっーーー!!」とか言います。このように新しい情報刺激を与えた時の人の反応はとてもおもしろいです。(みなさんも初めてスマートフォンを触った時や、すごいアプリに出会ったときの感動はあるはず)
受験生に向けて
受験勉強のコツがあればお教えください。
勉強のできる方を観察した限りでは、受験勉強はやはり効率の良い反復とパターン自体を学習することだと思います。
もし先生が先端理工学部の学生なら、どんなプログラムを組み合わせますか?
「リアル&バーチャルメディア」「人工知能」「IoT・通信ネットワーク」を組み合わせます。一通りハードウェア・ソフトウェア・ネットワークを横断的に扱える基礎知識を学べます。これらは基礎知識で、ニーズベースで応用先や適応先を決めて価値を発揮できると思います。