自然現象の観察と評価が新たな発見につながる
進藤 康則実験講師
Yasunori Shindo
専門領域・
研究テーマについて
専門分野について教えてください。
現在、材料試験や物理実験などの基礎教育の分野を担当しています。最近は手を動かしてものに触れたり、現象を観察するなどの体験をする機会が減っているように感じています。理工学の基礎は自然現象の観察とその定量評価です。
大学では高校まででは出来なかった多くの実験などを体験してもらいたいと思います。そのような体験の積み重ねが、将来、新しい発想や機器の開発につながると考えています。
専門分野の面白さは、どんなところですか?
素直な心で実験にのぞむと、自然現象の美しさや不思議さに感動することがあります。また、上手くいかないことや予想しなかったことがしばしば起こります。しかしそれは失敗ではありません。いろいろ原因を考え、その理由がわかったとき、面白いと思うとともに、それが新たな発想や発見につながります。